千葉県議会2月定例議会は今日が最終日でした。


追加議案も含めて議案105本、請願7本、発議案24本の討論と採決が行われ、新年度当初予算と今年度補正予算が成立しました。


日本共産党県議団からは議案・請願についての討論に丸山慎一県議、発議案についての討論に加藤英雄県議団長が登壇しました。


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議案・請願への討論を行う丸山慎一県議


丸山県議は先の見えない大規模開発に浪費を続け、教育予算は減らし続ける一般会計当初予算にきっぱり反対しました。幕張メッセの稼働率は46.9%、赤字の穴埋めに県と千葉市が費やしてきた金額は379億円に上ります。他にも外環道などの高速道路建設や八ツ場ダムなどあまりにも無駄と浪費が多すぎます。


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発議案への討論を行う加藤英雄県議


加藤県議は自民党や公明党から出された「医療費等に係る消費税問題の抜本的解決を求める意見書」と「軽減税率の円滑な導入に向け事業者支援の強化などを求める意見書」への反対討論を行いました。医療費には消費税はかかりませんが医薬品などの仕入れなどには消費税がかかります。医療機関の負担は負担は深刻であり、解決が求められています。しかし自民党などが提出した意見書案には「10%引き上げ時に解決する」となっており、増税が前提です。これでは認めるわけにはいきません。緊急に解決すべきです。


また、軽減税率=複数税率導入が中小業者に与える深刻な影響を告発し、いわゆるインボイス導入の撤回などを求めました。


様々な矛盾と被害をもたらす消費税は増税しないことが一番です。この点でも幅広い方々と共同を広げ、わずか3年の間に5%から10%へ倍増することで1世帯18万4000円もの負担増をもたらす消費税増税を何としてもストップさせなくてはなりません。