今日はこの間日本共産党の国会議員団も調査に訪れた旭市の食肉協同組合でお話しを伺ってきました。


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旭食肉協同組合の担当者からお話を聞きました


全国有数の生産量を誇る千葉県の養豚。しかしTPPでは豚肉は高級肉が10年後に4.8%の関税を撤廃。低価格帯の差額関税も482円が50円になるということで大変な打撃を受けます。


担当の方は「TPPになったらキロ当たりの卸価格は400円を切るのではないか(現在は514円とのこと)。とても再生産はできない。生き残る生産者がどれくらいいるのかと思う」と率直な不安を話していました。


政府は「攻めの農業」「輸出の拡大」を言いますが、「日本の養豚技術は高いが豚そのものの品種はアメリカやカナダと大差はない。あとは規模の問題になるが、生産性を向上させると言っても価格では絶対に競争にならない」とばっさり。「そもそも豚肉はEUにも輸出できないし、アジアでも輸出ができるのはシンガポールと香港くらい。どれだけ輸出で稼げるのか」と政府の言い分があまりにも現実とかけ離れていることが浮き彫りになりました。


アメリカでは豚の飼育に成長促進剤(ラクトパミン)を使用しており安全性が懸念されています。それでも「政府やマスコミはそんなことは声を大にして言わないし、生活が大変な中で消費者は安いものを買わざるを得ない。結局、食料自給率の向上を掲げる政府の姿勢次第でしょう」という話に深くうなずきました。


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直売所で買った「いもぶた」のお肉と水餃子


帰りに隣の直売所で銘柄豚「いもぶた」のお肉と水餃子を買って帰りました。安全・安心の食べ物を適正な価格で買うことができるように、TPPからの撤退はもちろん国民の所得を引き上げる政治に転換することが不可欠だと実感しました。