今日は25日から始まる12月定例県議会に向けて一日議員団会議でしたが、あわせてお昼には来年度予算編成に向けての要望書を森田健作知事に手渡しました。


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商店街や中小企業支援、公契約条例の制定、児童相談所の体制強化と老朽化した施設の改修など要望書の内容をそれぞれ訴えましたが、特に「これだけは」ということで訴えたのが夜間定時制高校の給食廃止問題。


今年度、東葛飾、千葉工業の2つの夜間定時制高校の給食を「試行的に」廃止した県教育委員会。東葛飾高校などは生徒から給食継続の要望が出されていましたが県教委は耳を貸しませんでした。それどころか来年度からはさらに松戸南、東金、木更津東の3つの高校でも試行的廃止を決めてしまいました。


松戸南高校は半数以上の生徒が給食を利用しており「喫食率が低い」ということも理由になりません。働きながら学ぶ夜間定時制高校の生徒にとって給食はバランスよく栄養が取れる貴重な機会です。この5校の給食実施のための予算は3000万円。これだけの予算を削減するために給食廃止が必要でしょうか。


県民の切実な願いが込められた要望書、森田知事はぜひしっかりと受け止めてほしいものです。