今日は「地域医療と公立病院を守る千葉県民連絡会」として地域医療構想・保険医療計画について県の担当課から説明を受けました。


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国が算定した必要病床数によって、全国で約135万床(2013年時点)ある病床を2025年までに最大20万床削減しようという目標が立てられています。医療費の大幅抑制のために、いわゆる「軽症」患者は在宅や介護施設に移行するという狙いです。


しかし本当にそんなことができるのか。千葉県では47000床から3000床増やすという推計ですが、内容を見ると都市部を中心に回復期・慢性期病床を増やす一方で、高度急性期・急性期病床は約6000床削減する方向です。


今後、構想区域(二次医療圏域)ごとに「地域医療構想調整会議」が開かれ、各医療機関が「自主的に」ベッド数の削減・転換を調整しあうということですが、あまりにも現実を見ない議論だと言わざるを得ません。最後は知事の権限で公立病院のベッド数が強権的に削減させられるという指摘もあります。


そもそも国が定めた病床機能の定義もそれをもとにした2025年の必要病床数も非常にあいまいです。地域では医師・看護師不足によって疲弊が進んでいます。上から強引に推し進める病床削減ではなく、現場の声にこたえる政策こそ必要です。