千葉県教育委員会は今日開かれた会議で、県立中学校(千葉中学校、東葛飾中学校)で来年度から4年間使われる教科書を採択しました。


注目されていた「歴史」と「公民」については、過去の日本の侵略戦争を美化する「育鵬社」版教科書が採択されました。完全非公開の状態で行われた採択のやり方といい、看過することはできません。


「育鵬社」の歴史教科書では、「長く東南アジアを支配していた欧米諸国の軍隊は、開戦から半年でほとんどが日本軍によって破られました。この日本軍の勝利に、東南アジアやインドの人々は独立への希望を強く抱きました」と、事実経過を180度ねじ曲げ日本の侵略を美化しています。他社の教科書が、日本がドイツ、イタリアと三国同盟を結びアジアへの侵略と植民地支配を広げていった経過を事実に基づいて描いているのとは対照的です。


子どもたちがこんな教科書で教えられたらアジアと世界でまともに生きていくことはできません。すぐにでも抗議の声を上げたいと思います。