今日は朝から夕方まで千葉県中核地域生活支援センター大会に参加させていただきました。


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開会あいさつをする中塚博勝・千葉県中核地域生活支援センター連絡協議会会長


中核地域生活支援センターは、個人が抱える様々な問題についてワンストップで相談に乗り、福祉サービスのコーディネートや福祉の総合相談、権利擁護などを行う千葉県独自の事業です。県内には13ヶ所のセンターがあり、昨年はあわせて90000件を超える相談を受けています。


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基調講演する奥田知志さん


大会では北九州でホームレス支援にとりくむ奥田知志さんが「たすけてと言える社会へ」と題して基調講演しました。NHK「プロフェッショナル」にも登場したことがある奥田さん。「大人がたすけてと言えない社会では子どもたちも言えない」「これだけ病んでいる社会では制度や就労につなげて終わりとはならない。伴走型の支援が不可欠」「自分たちがやっているのは個人に対する支援だが、同時に社会そのものをつくる活動」「人と深く関われば傷つくこともあるが、健全に傷つくことができるのがまともな社会」など、ハッとさせられる視点がたくさんありました。


大会の一つのテーマになった生活困窮者自立支援法(制度)についても、問題点や限界を指摘しつつ生かせるものは生かすというスタンスで積極的なとりくみを提案。最後には「怒られるかもしれないけど」と言いながら「貧困問題は平和問題。若者をヤクザと戦争には渡さない」と戦争法案にも触れていました。


困窮している人を丸ごと包み込めるような地域づくりのために、奥田さんのお話はたくさんの示唆に富んだものでした。政治がどう役割を果たしていくか、深く考えさせられました。