千葉県内で排出された放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設問題。千葉市中央区の東電千葉火力発電所内敷地を詳細調査の候補地として選定したことについて、市民を対象にした環境省による説明会が行われました。


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会場になったホテルは1000人の定員でしたがほぼ一杯。千葉市の副市長あいさつに続いて、環境省の担当者が資料にもとづいて説明しましたが率直に言って従来の枠を出ないものでした。つまり、ホームページを見ればわかるような内容だったということです。


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参加者がさらに落胆したのはその後の質疑応答だったのではないでしょうか。津波や液状化、コンビナート火災についても「影響はないものと考えている」「しっかりと対応する」「対策をすれば大丈夫」を繰り返すばかり。「水源からの距離については評価基準に入っているのに海からの距離は考慮されていない」という指摘については「排水もない施設なので問題ない」というように、「なぜこの場所なのか」という疑問にもまったく納得のいく答えはありませんでした。


そして質問した人の圧倒的な声は「白紙撤回を」というものです。ある人が聞いた「この説明会は意見を取り入れる場所なのか。決まったことについて理解を求めるというだけなら何を言っても無駄だということになる」という問いに対して、「取り入れられるものは取り入れるがみなさんに理解をいただけないのならこちらの努力が足りないということ」と答えた時には、結局は何が何でもこの場所に建設しようということかと会場から怒りの声があふれました。


「そもそも評価基準そのものがおかしい」という声も多く出されました。選定の経緯も結論も住民合意が得られない計画は白紙撤回しかありません。