千葉県議会・健康福祉常任委員会が終わりました。


初めての常任委員会。討論のなかで勉強不足、調査不足を痛感したり、後で「もっとこう言えばよかったなあ~」と反省することしきりですが、傍聴していた方から「落ち着いていてよかったわよ~」と言葉をかけていただいたのでとりあえず良しとします。


審議したのは当局から提案された議案(条例改定案)7件、請願2件、発議案(意見書案)3件とその他・一般質問です。


障害者団体などから出された重度障害者医療費助成制度の充実を求める請願については、8月から現物給付化されるのに一部負担金(入院1日・通院1回300円)と年齢制限(65歳以上で新規に重度障害になる方は対象外に)を導入するという新たな負担増の撤回を求めました。


千葉市では一部負担金の徴収は同一医療機関で月4回まで(入院は4日まで)という上乗せ措置を取っていることを示し、「受益者負担などではなく、憲法25条にもとづく生存権を保障する制度であり負担増は撤回すべきだ」と迫りました。


さらに腹腔鏡下手術による死亡事故が続出し、この4月にはそれらの手術が保険適用外だとして診療報酬不正請求による行政処分を受けた千葉県がんセンターについて。今日の質問では2010年にあった内部通報(内部告発)への対応についてあらためて検証を求め、「どんなものであれ内部通報は真剣に受け止めること、ましてや内部通報者を探しだすこと、犯人捜しのようなことは絶対にすべきではない」と迫りました。


2010年、すでに死亡事故が起こっていた腹腔鏡下手術の中止を求め、当時のセンター長に直訴した当時の麻酔医。ところが訴えは受け入れられず、逆に手術の担当を外されるなどのパワハラを受け最終的に病院を辞めざるを得なくなりました。その後内部告発をしたものの無視されたとのことです。


3月に出された第三者検証委員会でも、センターや県(病院局)の隠ぺい体質、事なかれ主義が厳しく指摘されていますが、こうした体質をそのままにしてセンターの再生はありえません。


保険適用外の難しい腹腔鏡下の手術をわざわざ行ない、なぜ11人もの人が死ななければならなかったのか。なぜ内部通報は握りつぶされたのか。さらに厳しい追及が必要です。