6月定例議会を目前に控え、昨日、今日と県議団会議を開いて代表質問に向けた打ち合わせをしています。

その合間、先日もハワイで墜落死亡事故を起こし大問題となっているオスプレイについて、木更津基地での整備拠点化の撤回を求める申し入れを行ないました。椎葉かずゆき参院比例候補、浅野ふみ子参院選挙区候補とともに諸橋副知事に、①木更津基地でのオスプレイの定期整備拠点化計画の白紙撤回、②今回の事故原因が明らかになるまでオスプレイの飛行中止、③2012年9月のいわゆる「安全宣言」の見直し、の3点を国に要望するよう求めました。

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諸橋副知事(左端)に要望書を手渡す県議団と椎葉参院比例候補、浅野参院選挙区候補

ハワイの事故が起こった直後にも関わらず、「オスプレイは安全だ」(菅官房長官)、「設計に根本的な欠陥を疑う理由はない」(中谷防衛相)と日本政府は早々に宣言しています。これではとても安心できません。昨年、木更津基地をオスプレイの整備拠点にしようという計画が明らかになりましたが、沖縄に配備されている24機、今後横田基地に配備が狙われている10機、さらに陸上自衛隊としてい導入することが計画されている17機とあわせて51機にもなります。

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住民の安全を守るために県としての責任を果たすよう求めました

これだけのオスプレイが定期整備ということで日常的に千葉県に飛来することになれば、不安にならないほうがおかしいというもの。私たちはもちろん整備拠点化そものの撤回を求めていますが、少なくても今回の事故を受けて「原因が明らかになるまでは飛ばさない」というのは広い一致点になるはずです。県もぜひその立場で国に強力に迫ってほしいと思います。