今日の午後、日本共産党千葉県議団・千葉県委員会として、環境省が千葉市中央区の東京電力千葉火力発電所内敷地を指定廃棄物最終処分場の建設候補地に選定したことについて県(環境生活部)への申し入れを行ないました。県議団全員、椎葉かずゆき参院比例候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補も参加しました。

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遠山環境生活部長に申し入れ書を手渡しました

この間県議団として県へのヒアリングも行ってきましたが、選定・絞り込みの経緯とともに、液状化や側方流動など予想される災害の実態についても「国からは何も聞いていない」という態度に終始していました。今日の申し入れでは「住民合意が大前提だということは理解している。環境省にも要請した」と話していましたが、そうであるならば多くの住民にとって「寝耳に水」という今回の選定結果は白紙に戻すべきです。県もその立場でぜひ国に要請してほしいと申し入れました。

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住民のなかからも不安の声が強まっていることを伝えました

1キログラムあたり8000ベクレル以上という高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設というのは住民に大きなリスクを負わせるものです。徹底した情報公開と住民合意を大前提にした選定手法に見直すよう政府に求めること、県も原発からの撤退という立場にたち政府に求めることもあわせて申し入れました。

県はぜひ真剣に受け止め、市とともに住民の立場で国にはたらきかけるべきです。