台風が近づいていますが…。今日の午前中、中村きみえ市議とともに検見川・稲毛地区と東幕張地区で進行中の土地区画整理事業について地域のみなさんの要望を聞いてまわりました。

検見川稲毛区画整理区域図
検見川・稲毛地区の整備方針概要図

幕張区画整理区域図
東幕張地区の区域図



区画整理事業というのは大変長い期間がかかります。家を建て替えたり、土地を提供したりと対象地域に住む住民にとっては大きな負担にもなります。それだけに住民本位で進められることが必要ですが、現実には様々な矛盾や困難がたくさんあります。お話をうかがって非常に勉強になりました。

検見川町・若葉自治会の会長さんは「とにかく事業がなかなか進まない。東幕張に比べて予算も少ないし区画整理事務所の人員も少ない。どうしたらいいか」と率直な悩みを話していました。

同時に「自治会のなかで一番困っているのはごみ問題」とのこと。「ごみ袋が有料化されたがごみの量が減っていくとは思えない。不燃ごみ・有害ごみの出し方も改善してほしい」と要望が寄せられました。ごみ問題についての要望はどこでも共通して出されました。
 

幕張地域でも「当初の説明から計画が変わり区画整理から取り残されている人たちもいる。地域の高齢化が進むなか2階建ての仮設住宅に住むのも大変だ」「駅前の郵便局や銀行まで行く道をちゃんと確保してほしい」など多くの要望が出されました。
 

こうした声が生かされるようにしないといけません。検見川・稲毛地区では区画整理事業とあわせて住民のみなさんから多目的ホール建設の要望も出されています。住民参加のまちづくりの前進のために力をつくしたいと思います。