寺尾さとしのブログ

日本共産党千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、現在日本共産党千葉県議会議員。県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

障害者総合支援法7条に基づく介護保険優先原則の撤廃を-天海訴訟学習・決起集会に参加しました

今日も昨日に引き続いて花見川団地などで訪問活動を行いましたが、午後は天海訴訟を支援する会による学習・決起集会に参加しました。


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65歳になった重度障害者が今まで受けていた障害福祉サービス(障害者総合支援法に基づく介護給付費等の支給)から介護保険の利用を強要される「介護保険優先原則」。


千葉市に住む天海正克さんは介護保険を利用することで1割の利用料、1ヶ月15000円もの大変な負担となることを理由に障害福祉サービスの継続を求めていました。しかし千葉市はそれを認めず、介護保険申請をしない天海さんに対するサービスを打ち切りました。サービスの打ち切りは命の危機にも直結します。県議会でも取り上げてきた問題ですが、天海さんは千葉市の不法を訴えて裁判に立ち上がりました。


今日の学習決起集会では、天海さんと同じように裁判に訴え、この3月に見事に勝利判決を勝ち取った岡山市の浅田達雄さんによる浅田訴訟の意義について、浅田訴訟弁護団の上尾洋平弁護士からお話を伺いました。


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浅田訴訟弁護団の上尾洋平弁護士


65歳になった2013年2月、月249時間受けていた介護サービスを岡山市から打ち切られた浅田さんでしたが(その後介護保険を申請)、今年3月に出された勝利判決では原告側が求めていた行政処分(不支給決定)の取り消し、障害者総合支援法に基づく介護給付(自立支援給付)の義務付け、国家賠償請求のいずれもが認められ、全面的な勝訴となりました。


現在控訴審が行なわれており12月13日に判決が言い渡される予定ですが、一審の判決を見れば浅田さんの訴えの正当性は疑問の余地なく明らかにされています。


判決では、介護保険給付を受けた場合に月15000円の自己負担が生じることとともに、国の通達や事務連絡に示されているように「利用者が介護保険申請をしない場合は、自立支援給付決定をしたうえで引き続き原告の納得が得られるよう申請の勧奨及び具体的な説明を行うべきであった」と明快に岡山市を断じ、自立支援給付を義務付けました。行政に対する義務付け請求はなかなか認められないとのことですが、この点でも画期的な判決となりました。


国家賠償については、原告側の「違法な処分を行い、(サービスの打ち切りによって)原告に損害を与えた」という主張に対して、岡山市は「介護保険を申請するように何度も説得したうえに、原告に対しては支援団体による支援が行なわれており、原告に対する自立支援給付をすべて打ち切っても、原告の生活が危殆に瀕することはなかった」と驚くべき主張を行いました。


しかし上尾弁護士が紹介したように、実際に岡山市が浅田さんと会ったのは2回だけ。「何度も説得」ということ自体が事実に反します。この点についても判決では、「自立支援給付の決定をした上で、引き続き、原告の納得が得られるよう、…説明を行うべきであった。それにもかかわらず自立支援給付をすべて打ち切る不支給決定をしたことは、自立支援法7条の解釈・運用を誤ったものであり、違法というべきである」「不支給決定が原告に与える影響については、原告自身の身体状況から判断すべきであり、ボランティアによる支援を上記のように考慮することは誤りである」とやはり岡山市の不法性を断じました。


この勝利判決によって天海訴訟の勝利はもちろん、今後障害者総合支援法7条に基づく「介護保険優先原則」を撤廃していく道も大きく開かれることになりました。判決では「介護保険優先原則」の違憲性・不合理性を直接認めているわけではありませんが、自立支援給付と介護保険給付の質的な相違や、障害者自立支援法違憲訴訟から非課税世帯が自己負担なしとなった経緯を重視すべきことを指摘し、年齢によって一律に介護保険を適用することに対して疑問を投げかけるものとなりました。


上尾弁護士も「今後、同様の判決を積み重ねることによって介護保険優先原則の撤廃を求めていくことが重要」と強調しました。浅田訴訟に続く天海訴訟への支援がいよいよ重要です。


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天海訴訟弁護団の向後剛弁護士


上尾弁護士に続いて天海訴訟弁護団の向後剛弁護士からも現状報告がありました(次の予定があり途中で失礼しました)。次回は12月18日(火)午後2時から千葉地裁で第18回口頭弁論です。12時半からきぼーる前で街頭宣伝も行います。みんなで天海さんを応援しましょう!

演説会の反響の大きさに確信

昨日の演説会の成功を受けて、今日はさっそく参加されたみなさんへのお礼を兼ねて地域を訪問しました。


演説会が行われた花見川団地では、アンケートに答えてくれた初参加という方が「市田さんの話はすごくよかった。みなさんのがんばりもよくわかりました。次回はぜひ知りあいを誘いたい」と話してくれました。「家の問題が解決すれば私も活動したいです」とも。びっくりの反応です。


長作地域でも、演説会には参加できなかったものの「そんなにたくさんの方が参加したんですか?」「よかったですね。選挙に弾みがつきましたね」などの声が寄せられ、しんぶん赤旗の購読にもつながりました。


参加者のみなさんのアンケートには、県政の問題で「オスプレイや幕張メッセでの武器見本市など初耳の話ばかりで驚いた」というものもありました。このあたりはもっと宣伝を強めないといけません。

市田忠義副委員長を迎えた花見川区日本共産党演説会は大成功でした!

市田忠義副委員長を迎えた花見川区日本共産党演説会は大成功でした!


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秋晴れに恵まれ、会場となった旧花見川第五小学校体育館は340人の参加者で超満員となりました。小松実県後援会長・前県議による主催者あいさつから始まり、まあぶる寄席でおなじみの落語家・百楽庵金一さんから風刺の効いた激励のあいさつ。「選挙にオチがつく話は禁物ですが」と言いながら見事に面白おかしく日本共産党への期待を語ってくれました。


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小松実県後援会長・前県議

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百楽庵金一さん


続いて統一地方選挙に立候補する我が花見川区のもりた真弓市議、中村きみえ市議が市政の問題点と市議団の役割、この間地域で様々な住民要求に応えてきたことを訴えました。


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もりた真弓市議

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中村きみえ市議


私からは平和の問題でも暮らしの問題でも国・財界いいなりの森田県政とそれを支える自民・公明両党を少数に追い込み、全国4位の豊かな財政力を生かして暮らし・福祉最優先の県政に転換するためにも日本共産党県議団の躍進をと訴えました。


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訴える寺尾さとし


さらに参議院選挙に立候補する浅野ふみ子千葉選挙区予定候補、しいばかずゆき比例予定候補からも力のこもった訴えがありました。


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浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補

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しいばかずゆき参院比例代表予定候補


そして「花見川区のみなさんの前で話すのは初めて」という市田さん。「いよいよ安倍政権を倒すときがやってきた」と、一見強そうに見える安倍政権があらゆる分野で大破綻に陥っていることを解明しました。


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市田忠義副委員長・参議院議員


大破綻に陥っている安倍政権が延命を図るために行なっていることが、①次々と目先を変えて国民を忘れさせること、②沖縄をはじめ強権的なやり方で国民にあきらめさせること、③国民に手をつながせないために差別と分断を持ち込むこと、です。市田さんは「それなら逆のことをやろうではありませんか。安倍政権の悪政を決して忘れず、あきらめずにたたかいつづけ、立場の違いを超えて連帯しよう」と呼びかけました。


この間の野党共闘の発展、北朝鮮問題の歴史的な解決の流れ、徴用工問題、消費税増税に代わる財源政策、憲法9条などについて詳しく報告した後、最後に触れたのはいまの時代論です。


「安倍政権の暴走の一方で、一人ひとりの市民が自分の頭で考え行動する市民革命的な動きが発展している。まさに一日一日がいままで経験したことのない未踏の領域であり、この大激動の時代に羅針盤を持って歴史を主体的に切り拓く生き方をしようではありませんか」と訴えました。


日本共産党を除く壁が崩れ、市民と野党の共闘で新しい政治を実現する展望が目の前に見えているもとで、来年の2つの選挙が決定的な意味を持ちます。小松さん以来の県議の議席と市議2議席を守り抜いてきた花見川区の果たす役割は大きい。今日の市田さんのお話はそのための何よりの力になるものでした。


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みんなでそろって聴衆の激励に応えました

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市田さんもいっしょに参加者一人ひとりと握手を交わしました


終了後も参加者一人ひとりと握手を交わし最後まで激励してくれました。参加されたみなさん、準備されたみなさん、そして市田さん、本当にありがとうございました。引き続きがんばります!

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