寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

県議団として県循環器病センターの存続と拡充を求める申し入れを行いました

千葉県議会本会議1日目。自民党と民進・立憲の代表質問が行なわれました。そして終了後、日本共産党県議団として県循環器病センターの存続と拡充を求めて病院局への申し入れを行いました。


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市原市にある循環器病センターは、脳・心疾患など循環器に関する高度専門医療と地域医療のそれぞれで重要な役割を果たしている県立病院ですが、昨年11月に突如として「循環器病センターのあり方検討の進め方について」という資料が出され、千葉市美浜区に整備する「(仮称)総合救急災害医療センター」との統合も視野に検討を行うという方向が示されました。


(仮称)総合救急災害医療センターはすでに今年度予算で基本設計が行なわれることになっていました。ところが県は、循環器病センターとの統合を検討するためにすでに進んでいた基本設計を中止してしまったのです。


しかもその理由を9月県議会で自民党から要望を受けたからだというのですから前代未聞の異常なやり方です。特定政党から要望を受ければ予算の執行を止めてしまうというのでは、議会での議決は何の意味も持たないことになります。


申し入れに対して、病院局は「地元自治体や医療関係者の意見を聞きながら丁寧に説明していく」と述べましたが、地元では「地域の状況や住民の感情を無視した暴挙」だと怒りの声が上がり、町会ぐるみで反対の署名運動が始まっています。市原市はじめ周辺市町の首長からも循環器病センターの機能維持が要望されています。


あまりにも拙速かつ乱暴な今回のやり方は到底県民の理解が得られるものではありません。日本共産党として地域で重要な役割を果たしている循環器病センターを守るために全力をあげます。


循環器病センター申し入れ

突堤の問題で千葉港湾事務所に要望してきました

千葉県議会は明日から本会議が始まりますが、今日は定例の寺尾事務所の無料生活・法律相談会がありました。毎月第3火曜日に行っているため来月も同じ20日の午後2時からになります。お申し込みは寺尾事務所(043-305-4922)までご連絡を。


午前中は先日現場を訪問した検見川の浜の突堤について、もりた真弓市議や住民のみなさんとともに千葉港湾事務所に要望を伝えてきました。


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千葉港湾事務所で


先日現場を見た際も、突堤で釣りを楽しんでいた住民のみなさんから「使えなくなって困っている」という要望を受けていました。2月13日から防護柵の改修工事が始まっていますが、今回の工事で使えるようになるのは突堤の途中まで。その先も早急に使えるようにしてほしいと求めました。


港湾事務所からは「昨年の9月、10月の台風によって防護柵が破損し、順次補修しているが予算の問題もありいっぺんにやるのは難しい」ということでしたが、住民のみなさんからも、休日は周辺からも多くの釣り人が訪れること、安全対策上も補修を急ぐようにと訴えました。


沖に行くほど波の影響を受けるため、防護柵も錆びづらいアルミ製にしたり、折れにくいように形状も気を使う必要があることもわかりましたが、「ワイヤーに網を張っただけの柵ではつまずいてかえって危ない」など、普段使っている人ならではの意見には港湾事務所の方もうなずいていました。


2020年にはすぐ近くの幕張メッセでオリンピック・パラリンピックも開かれ、多くの観光客で賑わう地域でもあります。安全に海辺に親しみ、釣りを楽しめるように、引き続き必要な予算の確保を要望していきたいと思います。

不合理な千葉県立高校の入試制度-生徒の立場で抜本的な見直しを

今日は議員団会議。明後日からの本会議代表質問に向けて詰めの議論でした。午後には治安維持法国賠同盟千葉市支部の会議もありました。


さて昨日の「クローズアップ県政+」で質問が出されたもののその場で回答できなかった県立高校の入試制度について、県教育委員会から2020年度からの実施をめどに改善方針案が出されていました。


昨年の県知事選挙でも大きな話題になったように、千葉県の入試制度は「前期選抜」と「後期選抜」に分かれていますが、前期選抜の定員設定は6割程度のため受験生の4割が不合格を味わうという大変な負担を強いる制度になっています。


受験期間が長期化するため、中学・高校ともに必要な授業時間が確保できないという問題もあります。不合格になった生徒のうち約6割は結局、後期選抜でも同じ学校・学科を受験しているため、こうした試験制度を続けていくこと自体があまりにも不合理ではないかという声が上がっていました。


今回の改善方針案で、入学者選抜を1回としたうえで必要な人には追試験を実施するという方向が示されたことは、県教委自身がこの間の入試制度の道理のなさを認めたことになります。先週まで行われていたパブリックコメントで寄せられた意見を踏まえ最終的な改善方針が決定されますが、教育関係者や生徒たち自身の意見が反映されるよう注視していきたいと思います。


県立高校入試改善方針案

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