寺尾さとしのブログ

日本共産党千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、現在日本共産党千葉県議会議員。県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

岡田幸子議員が代表質問に登壇しました

千葉県議会本会議2日目。日本共産党を代表して岡田幸子議員が代表質問に登壇しました。


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知事選挙前最後の代表質問ということで知事の政治姿勢、とりわけ森田県政2期目の4年間がどうだったのか、どんな県政が求められているのかを質しました。


一つは安倍政権の「戦争する国づくり」への追随です。一昨年の議会で安保法制=戦争法について「政府の従来の憲法解釈の枠内」であり、「合憲」とした森田知事は、オスプレイの定期整備、成田空港の軍事利用など平和・安全保障にかかわる問題ではまったくの国いいなりです。沖縄でのオスプレイ墜落事故を受けて「安全性が確認できるまで定期整備の見合わせ」を要請したものの、国・事業者と米軍が飛行時間や飛行経路などを定めた覚書を締結したことで「覚書の内容は遵守されるものと考えている」と答えました。


毎年終戦記念日に靖国神社に参拝するなど、過去の侵略戦争を美化する特異な歴史観を子どもたちに押し付ける教育の歪みも深刻です。県立中学校での育鵬社版歴史教科書の密室での採択と実教出版歴史教科書を使う高校への繰り返しの干渉など、露骨な政治的介入を続けています。知事は「戦争のない平和な社会は県民すべての願い」「靖国神社へは哀悼の意を表すために参拝している」となどと答えましたが、まともに受け取れるわけがありません。


二つは、知事が掲げる「くらし満足度日本一」とは程遠い県政の実態です。全国最下位クラスの医療・福祉の実態とともに、この4年間で県立障害者施設・袖ケ浦福祉センターでの虐待死亡事件と銚子市県営住宅での母子心中未遂事件という絶対に起こってはならない事件が起こりました。県はこうした現状について、「必要な予算と人員を配置している」と開き直りながら、子ども医療費助成や重度心身障害者医療費助成の拡充には背を向ける態度を示しました。


三つは、税金の使い方、集め方を転換し、県政のあり方を根本的に切り替えることです。医療・福祉を切り捨てながら、財界の意のままに巨大開発には湯水のように税金を注ぎ込むのが森田県政の特徴です。都心から市川、松戸、千葉ニュータウンを経て成田空港に至る北千葉道路は、一部区間の有料化、最大8車線化の方向を打ち出しました。しかし建設費、交通量、工期、経済波及効果など具体的な見通しは何も明らかになっていません。まさに建設先にありきです。大破たんに陥っているかずさアカデミアパークなどこの間の反省もなく、思考停止状態と言われても仕方ありません。その一方で、2017年度見込みで168億円の財源が確保できる法人事業税の超過課税については「 慎重に検討」と財界・大企業に遠慮しています。これだけの金額があれば、子ども医療費助成拡充や私学の施設設備費の全額免除(年収250万円未満世帯)、国保料1世帯1万円引き下げをすべて実現してもおつりが来ます。


岡田議員は、子どもの貧困に対する学習支援や県独自の学生向け給付制奨学金創設、学校給食の地産地消、住民の立場に立った環境行政、男女共同参画の推進などを求めました。どの問題でも県からまともな答弁はなく、県がどの方向を向いて政治を行っているのかは明らかです。いよいよ県知事選挙、県民の方向を向く知事を本気で誕生させましょう。

千葉県議会本会議初日、袖ケ浦福祉センターの存続・充実を求める署名にご協力を!

千葉県議会は今日から本会議質問が行われ、自民党と民進党の代表質問が行われました。自民党の代表質問で2期目の県政運営の評価を尋ねられた森田知事は、東京湾アクアラインの通行料800円の継続や圏央道、北千葉道路の整備などを上げ、「人とモノの流れを加速させてきた。成果は着実に上がっている」と誇ってみせました。


私学助成の拡充や保育所整備などについても触れ、「これからは世界の千葉県に向けて飛躍する大事な時期。引き続き県民の先頭に立って走り続けていきたい」とあらためて3期目を目指す意向を表明しましたが、道路建設をはじめとする巨大開発の破たんや他県に比べて大きく立ち遅れている医療・福祉の現状については認識を示しませんでした。


そうした森田県政について自民党も、「私たちは一定の評価をしてきた。再びこの議会で意見をたたかわせることができるように心から願っている」とエールを送る始末です。「完全無所属」を掲げて初当選したのも遠い昔、自民党県政のゆがみを引き継ぎ、よりひどく拡大してきた森田県政を何としても転換しなくてはなりません。野党と市民の共同候補擁立をめざす「みんなで新しい知事を選ぶ会」の候補者も近々発表されるはずです。


袖ケ浦福祉センター署名付きビラ


福祉切り捨ての森田県政の象徴が県立障害者施設・袖ケ浦福祉センターです。2013年の職員による利用者への虐待死亡事件を機にセンターの改革が始まりましたが、体制強化や職員の処遇改善には背を向ける一方で、「小規模ケアの推進」の名で規模縮小・定員半減を狙っています。次期指定管理期間が始まる2018年度からは、更生園(成人施設)と養育園(児童施設)をばらばらにして、それぞれ指定管理することを狙っています。県立障害者施設の「解体」です。


そもそも虐待死亡事件が起こった最大の原因は県が主導した大規模なリストラです。その反省を抜きに「改革」を進めることは許されません。「袖ケ浦福祉センターの存続と充実を求める会」では、こうした定員縮小をやめ、センターの存続・充実を求める署名に取り組んでいます。当面、2月末までに5000筆が目標です。ぜひ多くのみなさんのご協力をお願いいたします。

第43回千葉県自治体学校とさつきが丘後援会総会&新年会に参加しました

今日は第43回千葉県自治体学校です。戦争法、TPP、安倍政権による地方自治破壊の攻撃を跳ね返そうと、会場となった千葉大学には全県各地から参加者が集まりました。今年7月には千葉県で第59回全国自治体学校が開かれることになり、そのプレ企画という位置づけでもあります。


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記念講演する岡田知弘さん

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開会あいさつを行う八田英之・千葉県自治体問題研究所理事長


「自治の力で地域を元気に」と題して記念講演を行ったのは京都大学教授で自治体問題研究所理事長の岡田知弘さん。県政で日々ぶつかっている問題について、何が背景でどこから出てきて、どこに向かおうとしているのかがよくわかりました。


地方自治に関わる安倍政権の最大の狙いは、「究極の構造改革」と言われる道州制です。まさに最悪の地方自治破壊であり、戦争国家づくりの最終形態とも呼ぶべきものです。都道府県に代わって全国10程度の道州に再編し、市町村は300程度の基礎自治体(人口30万人規模)に再編します。


いきなりそんなことはできないので、安倍政権は「地方創生」と称して市町村の「再編・ネットワーク化」(連携中枢都市圏の形成)を進め、一方で様々な行政サービスの民営化・外部委託や公共施設の集約化を交付金などの「アメ」と、KPI(重要業績評価指標=成績評価主義)などの「ムチ」を駆使しながら推進しています。


本来は「高齢者などが歩いて暮らせる福祉の街づくり」を意味する「コンパクトシティ」も、合併・再編などで大規模化した自治体を中心部に集約するというまったく違う意味で使われているのも腹立たしい。


「いまは憲法と地方自治を巡る最大の危機」という岡田さん。しかし全国ではそうした危機を乗り越え、地方自治を輝かせようと様々な努力が始まっていることも紹介されました。新潟県上越市では地区ごとにつくられた住民が主体の「地域協議会」が役割を発揮し、市が進める保育所民営化を阻止したり、500万~1000万の独自の予算も持って生活道路の補修などを行なっているそうです。千葉市のような大規模自治体でも行政区ごとにこうした組織をつくり、住民の意見を行政に反映させることは可能だという指摘には励まされました。


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決意を表明する上野ひろつぐ衆院千葉2区予定候補

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午後もいすみ市の太田洋市長を招いた特別分科会など魅力的な企画がたくさんでしたが、午前中で会場を後にしてさつきが丘後援会の総会&新年会へ。初めて上野ひろつぐ衆院千葉2区予定候補も参加しあいさつしました。私ももりた真弓市議とともにごあいさつ。「医療の現場で働いてきた実感として憲法25条の生存権が生かされる政治を実現したい」という上野候補の決意を受けて、国言いなりで福祉を切り捨ててきた千葉県政の転換を訴えました。


その後は美味しい料理と楽しいお話に時間を忘れて過ごしました。地域で様々な活動に取り組む新たな参加者の方もいて、広がりのあるつどいになりました。どうもありがとうございました。

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