寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

沖縄県知事選挙で玉城デニーさんが見事に当選!

やりました!!!


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沖縄県知事選挙で故・翁長雄志知事の遺志を引き継ぐ玉城デニーさんが見事に当選!辺野古への新基地建設は許さないという沖縄県民の民意がまたも選挙ではっきりと示されました。


安倍政権・官邸総がかりの攻撃を跳ね返して勝利を勝ち取った意義は本当に大きい。日本の民主主義を守り抜いたといっても過言ではない歴史的な勝利です。新基地建設を断念させることはもちろん、沖縄の民主主義を破壊しつくしてきた安倍政権をいよいよ退陣させる時です。


さて台風が接近するなか天候が心配されましたが、今日は検見川地域の敬老会が行われ地元の中村きみえ市議とともに参加してきました。多くの方が楽しみにしていた敬老会だけに何とか天気も持ちこたえて良かったです。検見川地区で敬老会の対象となる75歳以上の方は1299人。心より長寿をお祝いいたします。


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検見川地域の敬老会で


その後さつきが丘で訪問活動を行い、お昼は中村市議と千葉朝鮮初中級学校のバザーにお邪魔してきました。雨のため校庭は使用できず校舎内での開催でしたが大盛況でした。


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千葉朝鮮初中級学校で行われたバザー


先日の南北首脳会談では「非武装地帯などでの軍事的敵対関係の終息を、朝鮮半島全域での実質的な戦争驚異の除去と敵対関係解消につなげる」(9月平壌共同宣言)など朝鮮半島での平和・非核化に向けての重要な合意が結ばれ、朝鮮学校を取り巻く状況も大きく変化しています。草の根から平和・友好の取り組みを発展させたいものです。


午後は引き続き西小中台などで訪問活動を行いました。台風が関東に最接近するのは深夜から明日未明にかけてです。みなさん、くれぐれもお気をつけください。

九条の会・千葉地方議員ネットの総会が開かれました

台風が直撃している沖縄ですが県知事選挙はいよいよ明日が投票日。安全を確保しつつ、最後まで玉城デニー候補の支持を広げたい。沖縄にお知り合いがいらっしゃる方は一声、デニーさんへと呼びかけていただきたいと思います。


さて今日は九条の会・千葉地方議員ネットの総会でした。2005年に発足した地方議員ネットは全国でも珍しい憲法9条を守るという一点で結集し活動する超党派の地方議員ネットワークです。中村きみえ市議、もりた真弓市議とともに参加しました。


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九条の会・千葉地方議員ネットの総会


前半の総会では昨年度の活動を振り返りつつ、今年度の活動計画も提案されました。今年度はすでに6月に首都大学東京の木村草太教授を招いた大規模な講演会を行っていますが、統一地方選挙の前年でも活動を停滞させないように12月22日に「安保関連法に反対するママの会@ちば」などが開く講演会(ゲストは東京新聞記者の望月衣塑子さん)への参加など他団体との共同や支援も位置づけることを確認しました。


今回、地方議員ネットとして新たに全会員分ののぼりを作製し、街頭宣伝などで活用していくことも決めました。昨年に続いて来年も幕張メッセで「武器見本市」が計画され、改憲派と言われる人たちも市民集会を計画するなど情勢は激しくなっています。さらに地方議員ネットの活動を発展させないといけません。


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いつもお世話になっている島貫美穂子弁護士


後半は「安倍改憲の問題点と情勢」というテーマで千葉中央法律事務所の島貫美穂子弁護士による学習会でした。「必要な自衛の措置を取ることを妨げず…自衛隊を保持する」と憲法9条に自衛隊を明記する自民党改憲案ですが、最大の問題点は「必要な自衛の措置」にはどこまでの範囲が含まれるのかが極めてあいまいだということです。


「専守防衛・個別的自衛権」なのか、安保法制で認められている範囲の集団的自衛権なのか、それとも全面的な集団的自衛権なのか、憲法上はまったく明らかにされず、すべて「法律の定めるところにより」と法によって規定されます。


これだけでも憲法上、自衛隊の活動に対する制約がまったくなくなることは鮮明です。事実上の国会への白紙委任です。


島貫さんは、自衛隊が憲法に明記されることで軍事費のさらなる増大、徴兵制の合憲化、軍産学複合体の形成など国民生活への計り知れない影響がもたらされることも具体的に告発しました。


安倍改憲を許さないために、秋の臨時国会や来年の通常国会での改憲発議を許さず、参議院選挙で改憲派議員を3分の2以下に減らすことが決定的です。そのために野党共闘を発展させることの重要性も強調されました。相手側も決して当初の思惑通りには進んでいません。憲法を守る大きな共同の運動を急いでつくっていきたいと思います。


9条の会・千葉地方議員ネットのぼり
議員ネットで作製したのぼりのデザイン

文化芸術振興条例案の質疑に三輪議員が登壇しました

9月定例千葉県議会は今日まで本会議でした。一般質問後、議員発議で提案されている「千葉県文化芸術の振興に関する条例の制定について」の質疑に日本共産党から三輪由美議員が登壇しました。


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昨年6月に文化芸術振興基本法が改正され「文化芸術基本法」が制定されたことを受けて、県議会で条例制定のための超党派の検討委員会が開催されてきました。当初、日本共産党も検討委員会に加わっていましたが、本来全員一致が前提である検討委員会で最終的に一致できない条例案が提案されたため離脱することになりました。今議会にはその検討委員会で確認された条例案が提出されました。


言うまでもなく、県民が広く親しむことのできる文化芸術の振興を図ることは重要です。そのために県としての責務を果たすことなど、条例案で掲げている内容は評価できるものもあります。


しかし最大の問題は、前文で「私たちは、郷土への誇りと愛着を深め、先人が創りあげた文化の継承と新たな創造を決意し、この条例を制定する」とあるように、個人の内心の自由に踏み込む「郷土への誇りと愛着を深め」という表現が入っていることです。


この文言は文化芸術基本法にも県の文化芸術振興計画にもないものです。7月に行われた条例案へのパブリックコメントでも差し替えを求める意見が出されていました。それなのになぜわざわざこうした文言を入れたのか。


三輪さんの質問に答弁者は、「県民に郷土への誇りと愛着を持ってほしいと呼びかけるものであり、特定の価値観を押し付けるものではない」「地域では伝統文化・芸能の継承に苦慮しているものもあり、誇りと愛着を持ってもらうことはそうした伝統文化・芸能を継承していくためにも重要」などと答えましたが、いくら「押し付けない」と言っても条例上にこうした表現があれば内心の自由に触れることになります。そもそも文化芸術の振興と、郷土への誇りと愛着を深めることはまったく別の概念です。


条例案には文化芸術の「産業その他の各関連分野における施策との有機的な連携」や「民間事業者」の活用も謳われていますが、この点も懸念があります。国の「骨太の方針2018」では「稼ぐ文化への展開、文化産業の経済規模の拡大」が打ち出されており、文化芸術が利潤追求に歪められる恐れがあります。


条例案は閉会日に採決が行われますが、このままでは賛成するわけにはいきません。真に文化芸術の振興に資する条例にすべきです。

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