寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

幕張メッセでの武器見本市中止を-東京新聞の望月衣塑子記者を招いた講演会に参加しました

今日も午前中、宣伝カーで幕張、朝日ヶ丘、南花園などで訴え。途中から雨が降り出しましたがマンションのベランダから熱烈に手を振ってくれる方もいるなど激励に励まされました。


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午後は千葉県弁護士会館で行われた講演会「いつの間に?武器で儲ける日本」に中村きみえ市議、小松実前県議らとともに参加しました。会場は200人を超える参加で大盛況。幕張メッセでの武器見本市の開催をやめさせるために「安保関連法に反対するママの会@ちば」のみなさんを中心に企画されたものです。


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開会あいさつする宮本理恵さん

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望月衣塑子さん


ママの会の宮本理恵さんによる主催者あいさつに続いて講演したのは、菅官房長官の記者会見での鋭い追及で有名になった東京新聞の望月衣塑子記者。「武器輸出と日本企業」などの著書もあり、緻密な取材によって日本の軍需産業の問題に深く切り込んできました。


冒頭、臨時国会での悪法の数々の強行を批判し、自己紹介では数々の汚職事件をスクープしてきた実績とともに東京地検特捜部幹部などへの粘り強い取材のなかで「権力側が隠そうとすることを明るみに出すこと」が記者としてのテーマだと語りました。


安倍政権になって武器輸出三原則が撤廃され、「防衛装備移転三原則」などとして世界中に日本製の武器を輸出する体制が敷かれます。望月さんによればその動きは官邸主導で進められ、「機密情報の固まり」として防衛装備庁や企業が輸出に難色を示していたそうりゅう型潜水艦が、NSC(国家安全保障会議)によって輸出を決定されていく経緯も明かされました。


トランプ大統領から言われるがままにアメリカ製の武器や戦闘機の爆買いを進め、F35を100機購入するなど軍事費を膨張させる一方で、最新鋭のC2輸送機をイエメンに大量空爆しているサウジアラビアに売却しようとしています。一発30億円もするのに迎撃率33%のミサイル(SM3ブロック2A)などもはや意味不明です。


望月さんは南北融和が進む北朝鮮でも核開発より経済発展を図る動きが進むなかで、ひたすら軍拡の道を進む日本の異常を告発。忖度や圧力がある一方、安倍政権に対峙しようという志のあるジャーナリストなどから激励が寄せられていると言い、「自分も記者会見で追及し続けられたのは読者からの応援・激励があったから。良い報道には評価・激励してほしい」と呼びかけました。


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武器見本市での展示の様子

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岡島一正衆院議員

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村田マユ子さん


その後、川崎市での軍事見本市の反対運動に取り組んだ経験も報告されました。我々参加していた県議、千葉市の市議も会場に紹介され、日本共産党の丸山慎一県議が代表して挨拶しました。立憲民主党の岡島一正衆院議員も駆けつけて連帯あいさつ。最後にママの会の村田マユ子さんが閉会あいさつを行いました。


望月さんのほとばしるような情熱と圧倒的なエネルギーを感じました。多くの方々と力をあわせて武器見本市の中止をかちとりたいと思います。

12月定例千葉県議会閉会日-県立高校へのエアコン設置をすすめる補正予算が成立しました

12月定例千葉県議会は今日が閉会日。議案・請願・発議案と昨年度決算認定についての採決が行われ、日本共産党からは昨年度決算認定について私が、議案・請願について丸山慎一議員が、自民党から出された請願102号「千葉県がんセンターへのハイパーサーミア(電磁温熱治療器)の導入を求める請願」の附帯決議について岡田幸子議員がそれぞれ討論に立ちました。


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寺尾さとし

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丸山慎一議員

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岡田幸子議員


日本共産党は今回、一般会計補正予算案に賛成しました。当初予算にも反対し、今回の補正予算案にも特別職の給与引き上げや消費税増税に伴う利用料・手数料の引き上げ、かずさインキュベーションセンターの指定管理料など本来反対すべき内容が含まれています。


しかし補正予算案には、何といっても普通教室にエアコンが設置されていない県立高校へのエアコン設置費用13億8400万円が盛り込まれました。8年以上前から毎議会のようにエアコン設置を求めて議会で質問してきた政党として、県が県民の声に動かされてエアコン設置に踏み切ることになった画期的な意義を評価したものです。


県民の運動と力をあわせ、粘り強く県政を動かしてかちとった成果は他にもあります。今議会で請願として出された子ども医療費助成制度の拡充や私立学校の負担軽減などについて、引き続き実現をめざしてがんばります。


各議員の討論については近日中に日本共産党千葉県議団のホームページに掲載されます。

千葉県社保協のみなさんと高すぎる国保料の引き下げなどを求めて県への要請行動

今年度から都道府県単位化された国民健康保険。しかし高すぎる保険料の実態は千葉県でもまったく変わっていません。


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県の担当者に要望書を手渡す千葉県社保協の藤田まつ子事務局長

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今日は社会保障推進千葉県協議会(千葉県社保協)のみなさんが行った県保険指導課への要請行動に参加しました。


まず求めたのは国保加入者の詳細な実態調査です。県は「県国保運営協議会にも被保険者代表が参加している。それらの方々や市町村からの意見によって状況を把握している」と言いますが、運営協議会のなかで国保加入者の具体的な実態はまったく議論されていません。


社保協の藤田事務局長からは、「保険料を滞納し、10割負担の資格証明書になっている木更津市在住の40代のシングルマザーが、胸に腫瘍が見つかり痛みが出てきたので役所に行ったが、『滞納解決しないと短期保険証は出せない』と言われた。国の通知で『医療を受ける必要が生じ、医療費の一時払いが困難であると申し出た場合、特別な事情に準ずるとして短期保険証を発行すること』となっているのに、『国は国だ』と受け付けてもらえなかった」とひどい実態が告発されました。


さすがに県の担当者も「各市町村をまわった際に不適切な対応があれば指摘する」と答えましたが、保険料収納率を引き上げるためにこうした対応がまかり通っているのが実態です。


他にも、中小業者のみなさんが資金繰りに困り滞納してしまった時に「払えないなら借りればいい。それで無理なら生活保護でも何でもなればいい」と窓口で言われるなど、およそ社会保障制度としての国保への認識が疑われるような話もありました。


まず県自身がこうした実態を詳細に調査することが不可欠です。あわせて各市町村の「国保のしおり」やホームページに、「国保は社会保障制度」であることを周知徹底することも求めました。


県が行った来年度の一人当たり標準保険料試算では、2016年度に比べて県平均4.9%(4888円)も引き上げられることになっています。これ以上の保険料引き上げは論外であり、せめて協会けんぽ並みに引き下げるために県も力を尽くすべきです。


子どもの均等割軽減など、すぐに実現させなければならないこともあります。社保協のみなさんと力をあわせて「社会保障としての国保」の充実に力を尽くします。

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