今日は幕張地域で訪問活動を行ないましたが、昨日付のしんぶん赤旗では木更津への自衛隊オスプレイ暫定配備を巡って危険な状況が明らかになりました。
防衛省が木更津市に示した資料では、「オスプレイの訓練内容・訓練場への飛行ルート」は今後確定させるとしながらも「木更津駐屯地に現在配備されている航空機と同様となる考え」としていました。
それでは木更津駐屯地に現在配備されている航空機はどこの訓練場を使い、どのルートを飛んでいるのか。
日本共産党の畑野君枝衆院議員の資料要求に対して防衛省が示した文書では、千葉県内だけでも習志野演習場、下志津駐屯地、館山飛行場、下総飛行場などを訓練場として使用し、木更津駐屯地から習志野演習場への飛行ルートではなんと千葉市花見川区幕張上空を飛行するというではありませんか。人口密集地のど真ん中、都市部上空をオスプレイが日常的に飛び交うなど絶対に許されることではありません。
木更津駐屯地に配備されている航空機の訓練・飛来場所は全国各地に及んでいます。まさにオスプレイの騒音と事故の危険に全国がさらされることになります。
先日、街頭でも「オスプレイの木更津配備の問題をもっと訴えてくれ!県民はまったく知らされていない」と怒り心頭で話しかけてきた方がいました。なし崩し的に決定されてからでは遅すぎます。参議院選挙でも大争点に押し上げ、「日本の空にオスプレイはいらない」の声を急速に広げなければなりません。