今日は午後から緑区へ。千葉市内でも緑区は今朝の時点で7000軒以上で停電が続いています。土気駅から車で10分ほど、いつもお世話になっている「くまさんち」も甚大な被害を受けました。
くまさんち入口にある、折れて電線に倒れ、引っ掛かっている木
倉庫の屋根に折れた電柱と木がのしかかっています
畑につながる道が倒木で完全にふさがってしまっています
昨日も今日も多くの人が駆けつけてだいぶ片付いたそうですが、付近には折れて電線に倒れかかった木が何本もあります。そしてくまさんちの倉庫の屋根には折れた木と電柱(!)が。畑に通じる道も倒れた木でふさがり、すべて撤去するには膨大な時間を要することが容易にわかります。
くまさんちも含めて付近は停電地域。私たち夫婦とNちゃんは700軒が停電している高津戸町で要望を聞き取りました。中村きみえ市議らは被害を受けたお宅のブルーシートを区役所に取りに行き、屋根にかけていました。私は後から行きましたが、先に行っていたNちゃんと妻から「保冷剤を持ってきて!」と連絡を受け、とりあえずあるだけ持っていきました。
行ってみると多くの人が保冷剤を要望していることがわかりました。最初に要望を受けた家に届けながら、さらに集めてもらった分を追加で届けてもらって要望のあったところにはすべて届けることができました。溶けた保冷剤を預かって凍らせてまた届けるというお宅もあります。
お風呂に入れないのでやかんでお湯を沸かして1時間半もかけて湯船にお湯をためている、早朝(というか夜中)に氷を売っているところまで買いに行ったなどみなさん大変な苦労をしています。「なぜここだけ復旧しないのか」「早く何とかして」「東電に圧力をかけるべきだ」と苛立ちもピークです。気持ちは本当によくわかります。
それでも一方で「こういう活動は大事」「お風呂の情報も知らなかった。本当に助かります」と励まされる言葉ももらいました。夜には緑区の停電軒数は2500軒まで減っていました。作業員のみなさんもがんばっていると思います。しかし高津戸町は700軒で変わらないまま。何とか早い復旧を願いつつ、少しでも苦しみを和らげるために支援を続けます。
もりた市議事務所で7中総を視聴するみなさん
今日は日本共産党の第7回中央委員会総会(7中総)も開かれました。もりた真弓市議事務所でもりたさんや地域のみなさんと視聴しましたが、年明けに開く第28回党大会に向けた新しい提起もあり、身が引き締まる思いです。冒頭、台風被害の支援に全力をあげることも強調されました。野党連合政権の実現に向けて強く大きな党づくりを進める決意を新たにしました。