寺尾さとしのブログ

日本共産党千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、現在日本共産党千葉県議会議員。県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

自治体学校in千葉2日目

自治体学校in千葉も2日目。今日は分科会と講座が行なわれ、私は講座「どうなる国保~地域でつくる医療保障の視点~」に参加しました。


講師は三重短期大学の長友薫輝教授。ユーモアを交えたわかりやすい語り口で国民健康保険の都道府県単位化に住民の立場でどう対峙するかを話してくれました。


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講師の長友薫輝・三重短期大学教授


日本の医療保障は①公的医療保険による皆保険制度、②医療提供体制、の2つによって成り立っていますが、いま政府が進めている医療制度改革はこの2つが連動しており、全体として国が社会保障への負担を抑制する流れのなかでその一環として行われるのが国保県単位化です。


長友先生は「1980年代から政府は一貫して医療費抑制策を進めてきた。介護保険もその流れのなかで生まれ医療費適正化計画の策定も始めたが、ここにきて2018年度から新たな医療費抑制策を始めようとしている。国保県単位化とともに地域医療構想と地域包括ケアシステムで医療提供体制を一体的に変えていくのが狙い」と指摘しました。


新たな医療費抑制策のなかで大きな役割を負わされるのが都道府県です。国保では財政運営の責任を担い、地域医療構想では病床削減の司令塔とされます。今年度からすべての自治体で開始された、要支援1、2の方を介護保険から切り離す「介護予防・日常生活支援総合事業(新総合事業)」の推進も県の責任とされました。


医療費が高い、低所得者が多いという構造問題を抱える国保運営は各市町村とも困難に直面していますが、長友先生は「これは決して自然現象ではなく、国が国庫負担を削減してきた(つまり本来出すべきお金を削ってきた)ことによる人工的につくりだされた危機だ」と強調しました。


国は最大の要因を解決せずに、医療費抑制策を自治体に競わせこの危機を乗り越えようとしています。国保県単位化に当たっては「保険者努力支援制度」(800~1000億円)を導入し、「重症化予防のとりくみ、収納率向上」「特定健診受診率の向上」「ジェネリック医薬品の使用」など医療費抑制につながる施策をポイント化し、全市町村に順位をつけて交付金を配分に差をつけます。


本来の国の役割を投げ捨て、医療費抑制のために自治体同士を競わせながら住民に負担を押し付けるのが国保県単位化の本質ですが、本来であれば医療費抑制策のために打ち出された「地域包括ケアシステム」や「医療の市場化・産業化」が医療費抑制に結びつかないことなど、矛盾が表面化していることも明らかになりました。


むしろ社会保障の経済波及効果や雇用誘発効果の大きさは厚労省の白書でも言及されており、やみくもな医療費・社会保障費削減政策は経済対策としても間違っていることも強調されました。


国民皆保険制度を支える社会保障制度として住民の立場で拡充することこそ求められています。県議会での論戦にも大いに生かせる講座でした。長友先生、関係者のみなさん、ありがとうございました。

自治体学校in千葉が始まりました

7月22日土曜日。午前中は花園地域で訪問活動。「おお、がんばれよ。俺は中村敏夫(元市議)と同級生だったんだ。がんばれよ。新聞は取らねえけどな」なんて方とも話になって、この間あまり入っていない地域でしたがあらためてこまめに歩かなければと実感。


そして午後からは第59回自治体学校in千葉です。初めて千葉市で開かれた自治体学校。会場の青葉の森芸術文化ホールは全国から集まった参加者のみなさんでいっぱいです。


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自治体学校in千葉オープニングで演奏する民謡一座「游」のみなさん

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記念シンポジウム


初日の今日は歓迎行事として民謡一座「游」のみなさんのオープニングから始まり、「住民参加で輝く自治体を」と称して岡田知弘さん(京都大学大学院教授・自治体問題研究所理事長)、渡辺治さん(一橋大学名誉教授)、中山徹さん(奈良女子大学大学院教授)の3人によるシンポジウムが行なわれました。


内容はとても語りつくせませんが、東京都議会議員選挙を受けての情勢をどう見るか、大阪維新政治の現状、国家戦略特区をはじめ地方政治を巡る焦眉の課題など、どなたの話も大変多くの示唆に富んだものでした。


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いすみ市からの報告


さらに特別報告として、千葉県いすみ市のめざす地域づくりとしていすみ市企画政策課の石川伸一郎さんからも報告。未来を担う子どもたちに豊かな自然環境を継承するために、「学校給食米のすべてを有機米に」など、住民の力を引き出して地域の魅力を輝かせている様々な努力に学ばされました。


自治体学校は明日、明後日も続きます。千葉で開かれる貴重な機会、存分に学ぼうと思います。

津田沼駅前街頭演説会&中核地域生活支援センター大会に参加しました

熱かった日本共産党津田沼演説会!


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参加者は約2500人。平日の夕方にもかかわらず多くの方が足を止めて聞いてくれました。県内小選挙区予定候補13人がそろって訴え、そのうちの一人であるさいとう和子衆院議員(千葉13区・比例重複)がこの2年半余りの国会での論戦を振り返り、「支部、地方議員、国会議員が力をあわせて住民の声を国政に反映させることができるのは日本共産党の最大の強み。この力をさらに大きくして再び必ず国会へ」と力を込めて訴えました。


そして志位委員長の演説。都議会議員選挙での日本共産党の躍進の意義に触れるとともに、いよいよ次は総選挙だとして「安倍政権は国民の信を問え」と迫りました。総選挙に向けて、①森友・加計疑惑の徹底究明、②憲法改悪を許さず立憲主義を取り戻す(秘密保護法、共謀罪法、安保法制の廃止)、③経済政策の転換(格差と貧困を正し、99%の側の国民が大切にされる社会へ)の3つの大問題に取り組むことを強調し、歴史的な核兵器禁止条約採択の意義を踏まえて、野党と市民の共同の力で何としても安倍政権を退陣に追い込もうと呼びかけました。


津田沼駅前はみるみる人垣ができ、本当に多くの人が耳を傾けてくれました。総選挙に向けて勢いがつく演説会でした。


午前中は中核地域生活支援センター大会でした。制度のはざまに置かれていたり複合的な課題を抱えた方などに24時間365日体制で支援を行うセンターですが、今回の大会は「若者たちの見えない貧困を考える」がテーマでした。問題提起として遠藤智子さん(社会的包摂サポートセンター事務局長)、川口美幸さん(県立市川特別支援学校コーディネーター)、浦﨑寛泰さん(弁護士)の3人が報告。


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遠藤さんの「よりそいホットライン」の活動、川口さんの学校を中心とした若者支援のネットワークづくり、浦﨑さんの触法障害者や性風俗で働く女性への支援など学ばされる視点がたくさんでした。DV、性犯罪、発達障害、生活困窮、LGBTへの偏見など若者だけでなく地域にある様々な課題の解決をどう図るか。「多様性」を一つのポイントとして懐の深い支援が求められています。「こうあるべき」という理想論を押し付けるのではなく、当事者が望む支援を粘り強く行なっていくことの大切さがよくわかりました。

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